その他体験談


◆ペットショップであった話・人手が足りない



ここに挙げているのはあくまで一例です。
すべてのペットショップがこうだというわけではありません。
また逆に、これら以外にも辛い経験をされた方がいらっしゃるのも事実です。

本章の主旨は

* ずさんな飼育をしてるペットショップから正しい飼育法は学べない
* そのようなショップの店員に相談しても問題は解決はしない
* 『ペットショップからお迎えする』ことについて考える
* こういう現実も実在する

ということを知っていただきたいと願うものです。
下記記事を読んで、一度じっくり考えてみていただけたらと思います。


皆さんは、ペットショップの飼育ケースの中で亡くなってるハムちゃんを見たことがありますか?
怪我をしてるハムちゃんを見ることも多いです。
もちろんこれは、私が訪れたことのある範囲内でのペットショップの話しなので、ペットショップ全体で見ると
こういった事実は減ってきてるのかもしれません。
そう信じたいです。

まずは、あるホームセンター内のペットショップに行った時の体験談です。
お世辞にも良いペットショップだとはいえないずさんな飼育環境でした。
さらに驚いたのが、ケースに入ってたハムちゃんの数でした。
それまで私は、ひとつのケースで3~5匹くらいを複数飼いしてるショップしか知らなかったのですが(ハムスターの基本は単頭飼いです)
その時見たのは、奥行き20センチ幅15センチほどの小さな虫かごに10匹以上のゴールデンハムスターが入ってる光景でした。
目が開いて間がないくらいの小さなゴルハムたちです。
離乳も終わってないと思われる仔ハムちゃんたちを販売することへの憤りはもちろんですが、このケースにこの数はたとえロボちゃんでも無理。

重なり合った仔ハムちゃん達の中で、4匹の仔ハムちゃんが亡くなっていました。
見てすぐにわかるくらい硬直してしまっています。
悔しいやら悲しいやら情けないやらでもう・・
(実は以前、違うショップでも似たような光景を見たことがあり、その時は2匹のハムちゃんを引き取りました)

なぜ放置したままなのか、店員を呼び追求すると
『人手が足りなくてそれどころじゃない。気付いたとき取り出せば問題ない』
『ハムスターにはよくあることだし、他の動物の世話で忙しいから』

そう言って、亡くなった仔ハムちゃんたちをため息まじりに取り出し、連れて行きました。

また違うショップでは、ぎゅうぎゅう詰めではなかったものの、腹部から血を流して亡くなってるジャンガリアンの
成ハムちゃんを見ました。
おそらく複数飼いによるケンカなのだと思います。
同じ店内の別ケースでは、お尻がべとべとに汚れてるゴルハムちゃんも居ました。
複数飼いの中に、です。どう見ても下痢による汚れです。
このときも『忙しくていちいちハムスターの状況なんて把握してられない』という返事が返ってきました。

他にも、目を怪我して片目が潰れてる子、片足の無い子などと出会いました。
たとえ怪我をしてるハムちゃんや病気になってるハムちゃん、亡くなるハムちゃんがいなくても、ケース内が汚れまくってるのは
お世話が行き届いてない証拠ですよね。
これらのショップに対し
人手が足りない、忙しいのならば、手に負えないほどの数の動物たちを仕入れるな!
と声を大にして言いたいところですが、仕入れはオーナーの指示。
店員に言っても解決しないので、法的に指導・措置を取っていただくことにしました。
ペットショップの店員さんたち、忙しいを言い訳に無責任なことをしないでください。

実際に指導があったのかはわかりませんが、現在は以前ほど荒れた環境は見なくなりました。

 

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