獣医師関連
◆子供の飼育者
どうぶつ病院診療日記様 内 ハムスターの胸の腫瘍 より
この日記を読んで私は、男の子の気持ちに嬉しくなると同時に、保護者として考えさせられたところがありました。
あくまで私の受け取り方でそう感じただけなのですが・・。
ハムちゃんのほっぺたが膨れてきたことを心配した男の子が親御さんに話し、動物病院を訪れたということでした。
ハムちゃんを心配する様子や手術が無事終わったことを知り喜ぶ男の子の様子を読んで、ハム飼いとして母親として温かい気持ちになりました。
ですがハムちゃんの異変には1ヶ月ほど前から気付いてたようでした。
そこで私はふと思ったんですね。これもあくまで私の想像ですが
『もしかしてこの子、ほんとはもっと早く病院に連れてきてあげたかったんじゃないか』って。
男の子に相談を受けた親御さんが理解してくれて病院を受診という経緯。
一見、特におかしいところはありません。良いご家族だと思います。
この男の子はきっと、『大切なこと』をわかってくれています。
ご家族の方もきちんと対応してくださり、手術・入院ののちハムちゃんは無事、退院を迎えることができました。
でももし、男の子が責任感の薄い子だったらどうなってたんだろう。私はそう思ったんです。
男の子次第では、病院を受診してなかった可能性もあるわけなんですよね。
たとえば子供がほしがって飼うことになったハムちゃんでも、保護者の方にももう少し関心をもっていただけたらって思います。
子供から相談を受けるまで子供任せなのではなくて、子供たちが安心してハムちゃんとの日常を過ごせるような環境を
用意してもらえたらなって。
そうすればきっと、男の子も悩まずに済んだのかもしれない・・と。
ハムスターに関して多少でも知識のある子なら、子供なりに、お金のことなどを考えて小さな胸を痛めているのかもしれません。
保護者が学んでるのとそうじゃないのとでは、子供たちの気持ちも変わってくると思うんです。
やっぱり学んでる保護者の方が子供も相談しやすいと思いますし、異変に気付いたときに早い対応もできます。
なにより、子供に命の大切さを知ってもらうためには、まず保護者が知ることですよね。
『大切なもの』をもってる子供たちの気持ち、大事に育んでいきたいですね。
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