闘病関連


◆脳障害・立派に生き抜いた子達


ママハムマンション物語 様(お役立ち情報より)



12匹兄弟で生まれてきた子ハムたち。

1匹の脱落もなくすくすくと育っていた生後10日め頃、2匹の子ハムに異常が見つかりました。男の子と女の子です。

でも母ハムちゃんはその子たちを間引かず、しっかりと見守りました。

そんな母ハムの気持ちを、飼い主さんはしっかり引き継ぎました。


珍しい症例のため、はじめは手探り状態でのお世話でした。

試行錯誤、できることはなんでもやってみました。

意思とは無関係に手足が突っ張ったり、思うように動かない身体で必死にご飯を食べる子ハムたち。

いつも仲良く2匹で寄り添ってる子ハムたち。

飼い主さんの胸中は不安と涙でいっぱいでした。

子ハムたちの今後を考え不安で押し潰されそうになります。

でも子ハムたちは目の前で必死に生きてる。

暗いことを考えてしまいそうになる自分に鞭打って子ハムたちの成長を見守ります。


マメなケアが必要な子ハムたちのお世話は大変でした。

でも毎日のように新しい発見ができること、子ハムたちが今日も元気でいてくれることが飼い主さんにとっての喜びでした。

飼い主さんの手厚い看護は、ずっとずっと続きました。

そんな飼い主さんの思いに応えるかのように、2匹の子ハムはすくすくと穏やかに愛らしい成長を見せてくれました。


1歳11ヶ月弱

子宮蓄膿症と闘った女の子は、虹の橋を渡りました。


2歳半と少し

男の子は神様になって空に帰りました。


この子たちは、飼い主さんだけでなく、私たちにとっても大きな存在でした。

どれだけたくさん元気をもらい、どれだけたくさん癒してもらったか知れません。

寝たきりの不自由を感じさせないくらい、生き生きとしていました。

本当に本当に立派なハム生でした。

 

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